2019年11月に舞台「女の一生」を演らせていただいた時、事前に演出家と出演者との勉強会がありました。その時に何かの話の流れで、
戦時中のダンディズムとは?という話になり、
私は師匠 高城淳一のもっていた「ダンディズム」をここで発言〜と思い、
「うちの師匠はダンディと呼ばれてましたが、ダンディズムって男性としての美学っていうか〜、生き方がかっこいい!みたいなものを指すんですかね〜〜・・・」と全くと言っていいほど、明確に言葉にできなかったのでした・・・。
その後、自分の中でダンディを考えてみたときに、
うーーん、?かっこいいって、一言だけでは足りない気がする・・・。そういえば、、!
世代によって変わってきてるようにも思え、今のダンディなひとって?誰????
調べてみても、なんだかピンとくるこたえがなく・・・。
そこで、、!探究好きな私は
師匠のダンディズムがどういう言葉で表現されるのか、うちのねえさんたちに聞いてみることにしました。
その回答が以下です。
①言葉にするのは難しいですねー。ただ日本でいう伊達ものかなぁなんて思う。
古今東西。昔も今も(というか昔ほど?)本来、男の方がおしゃれですよね。
プラス生き方?その二つが両輪で形作るものかなぁなんて思うのですが……うーん。言葉にすると、陳腐だぁ
なるほど、、!
さすが、和物に精通した先輩のご意見、、!
②私のダンディズムのイメージは~
古きよきものもイイトコ取りして、常に一歩先を観ている新旧のバランスと、自分のスタイル(御柱)を
「俺はコレだ!」とスマートに確立している生き様、美学のようなもの、、!?
なるほど、、!
さすが、ゴルフ好きな師匠とコースをまわっていた先輩のご意見、、!
③おそらく。説明して理解を促すのは無粋。見た人聞いた人が受け止めた理解が良くも悪くも その人となる。
俺のことは好きに想像してよ、っていう余裕。
すなわち。高城さんとするならば。さとちゃんが感じた素敵イメージが、さとちゃんの感じたダンディズム。
それでいいよ、って
高城さんが示す 懐深いダンディズム。
さすが、、、!本も書いている先輩、、!
そう〜。そう〜それだーーーーっ!
好きにみてよ。という余裕!!!
おれのことなら放っといて(中村伸郎先生)
これだよねー。ダンディズムーーっ!
と・・・!ひどく感銘をうけ、納得したものです。
そういえば、私が20代の頃、
師匠に「里美、おまえ、カッコいいな!」と言われたことを思い出し、、。
ダンディと呼ばれていた師匠がわたしの何を見てそう思ったのか・・・????
未だによくわかりませんが・・・。
そして時は令和・・・!あらゆる価値観が多様化している中で、私なりの
昭和のダンディズムも継承できてるといいなって思っています・・・(微笑)
内田里美