今回、2020年に初参加をさせていただいた麻布演劇市から、2年、女性政治家役に取り組むにあたり、舞台俳優の役割りについて改めて考えてみました。
本物の舞台女優とは・・・???いったいどんな存在か・・・?
作品を読んで、もしかしたら・・・!
私は現実的には政治家ではないから、このまま今すぐに現実を変えることはできないけれど・・・!
この作品を引き受けて、
次の世代への社会を想う政治家を演じたときに、
もしかしたら、この地球上にあるエネルギーは変えられるかもしれない・・・と思いました。
私は本物の舞台女優の領域とはここではないかと・・・!
コロナ禍で如実になった人々の貧窮意識、
組織に属さないと生きていけないと思っている隷属意識、
自分の存在価値を安売りし続ける社会・・・。
それぞれの個人の力を最大化していくために、
私自身が取り組む課題はまだまだたくさんありますが、
この作品を通じて、地球上の一部を変えるエネルギーを生み出すことに取り組みたいと思います。
内田里美
スタジオQ第10回記念公演/麻布演劇市第260回公演
『独立国トンデモナイランド騒動記』
〈企画・脚本〉高畠久
〈演出〉豊永純子
〈出演〉
内田里美
池田ヒトシ
加藤亮佑
堀越健次
檀上太郎
小木珠実
朝比奈南
新宮里奈
小林勝也(映像出演)
「幸福が1番!誰もが活躍できる社会を目指そう!!」
ドラマの舞台になる《トンデモナイランド》という国はイタリアSanMarinoのような1つの都市だけの国家だ。海に面し、小高い丘を背にして、気候は温暖で美味しい水に恵まれ、狭い農地を効率よく使った農業も盛んだ。歴史的建造物も多く、18世紀の建物を改装したホテルにも泊まれるのでリピーターが多く、観光は外貨を稼ぐ大事業だ。昔から醸造しているワインとビール、恵まれた果物から作る天然ジュースは世界中から評価されて、1大輸出産業になっている。人口は50万人。
ブータンでは子どもから年寄りまで国民の笑顔が溢れている。トンデモナイランドをそういう国にしようという思いを胸に女性と若者たちが行動に出た。価値観と仕組みを変える闘いを始める。
お金より幸福に価値観を置き、子どもは国の宝だと訴える願いをトンデモナイランドの国民は受け入れてくれるだろうか?
〈日時〉
9月9日(金)19:00
9月10日(土)13:00、18:00
9月11日(日)12:00、15:00
※開場は開演時間の30分前
〈会場〉
麻布区民センターホール
(麻布区民センター内)
住所:東京都港区六本木五丁目16番45号
電車:地下鉄「六本木」駅より徒歩6分、地下鉄「麻布十番」駅より徒歩10分
バス:ちぃばす麻布ルート・田町ルート「麻布地区総合支所前」徒歩0分
〈料金〉
前売 3,800円、当日 4,000円、全席自由
※9/11(日)港区の在住・在勤・在学生は無料(要身分証明書)
メールでの予約の場合は、件名に公演予約、本文に日時・作品名・枚数・お名前・電話番号・チケット扱い (役者/スタッフ名)を記載の上、【info.jtheater@gmail.com】へ送信してください。
〈スタッフ〉
主題歌作詞:小林拓生
主題歌作曲・歌唱・演奏:Jumelles (高畠亜生・クレアシオン桂)
チェリスト:薄井信介
ベーシスト:Chris
パーカッション:山下あすか
サウンドディレクション:田中幹人
美術:加藤ちか
照明:倉本泰史
音響:小森広翔
宣伝美術:松田陽子
劇中映像:小堤正人
舞台写真撮影:角川功祐
制作:坂倉慧
票券管理:高岩明良
演出助手:烏田鈴渚
芸術監督:小林拓生
〈協力〉
オフィスKUMA、オペラハウス、創造集団g-クラウド、スターダス・21Neu、J-Theater、文学座、atsmimal
〈製作〉
スタジオシティプランニング㈱スタジオQプロジェクト
〈新型コロナウイルス感染予防対策について〉
入場の際にはスタッフが検温いたします。37.5℃以上の方は入場をお断りします。ご了承ください。
観劇の際はマスクを着用してください。また、客席での過度な私語はご遠慮ください。
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