今日はアクティング・コーチというお志事についてです。
海外ではこの立場は確立されていることが多いのですが、日本ではほんとに少なく、ある特定の現場でしか見受けられません。
たいてい、舞台では演出家もしくは演出助手、映像では監督もしくは助監督がその立場を担っていることが多く、その役割はどちらかというと、演技指導に近いのかなぁと思います。
アメリカで、アクティング・コーチになるためには、一般的には以下のような資格や経験が必要とされています。
• 演技や発声などの技術的な知識やスキルを身につけるための専門的な教育やトレーニングを受けること
• 自身が俳優や演説者としての実績や経験を持つこと
• コーチングの手法や理論を学び、コミュニケーションや傾聴などの能力を磨くこと
• 大統領との信頼関係を築くために、誠実さや尊重さ、機密性などの倫理観を持つこと
• 大統領のニーズや目標に応じて、効果的なフィードバックやアドバイスを提供できるように、柔軟性や創造性を発揮すること
• 映画や演劇などの業界に関する知識やネットワークを持ち、最新の動向や情報に敏感であること
以下のサイトの内容を翻訳し、記事をまとめております。
https://en.wikipedia.org/wiki/Acting_coach
www.myjobsearch.com/acting-coach/
アクティング・コーチは指導者ではあるのですが、ポイントは評論家でもなく、大学教授でもなく、ある程度の知識は必要だったとしても、俳優であり、演説者であるという
演じるまたは演説する立場の人間の気持ちがわかるということが鍵なのかな?と思っています・・・。
内田里美