2019年4月26日
先日ニューヨークから一時帰国した友人と話していて、気がついたことがありました。
それは、
自分にとって、自分の道しか行けないということ、、、。
目の前にあることにとにかく取り組んでいくということでしょうか、、、。
彼女は私と同じ歳でライフスタイルは全く違うけれど、
彼女は彼女の目の前にある道を行きながら、たくさん学んでいるし、
彼女と話していて、
私は私の学びで今はこういった道になっているから、といったことがよくわかった瞬間でした。
私の平成のはじまりは
オーディションに向かってました。
書類選考が通り、二次選考に向かう
人生で初めてのオーディション・・・。
それは、世の中がこれほどまでに真っ黒かと思うほど、街の中は喪に服していた日、昭和が終わった日でした・・・。
新聞もテレビも昭和を振り返る映像は戦争の映像と共に真っ黒・・・。
その時は今のような令和という新しい時代の幕開け!といった明るい雰囲気ではなく、ただただ重たいものだった気がしています。
子供ながらに、重いなあと思っていたことをおぼえています。
そんな中、出かけていき、結果は是非にと先方には言っていただいたのですが、
当時私は10代半ばだったこともあり、
両親の判断でその時は断念せざるを得なかったのです。
今みたいに、両親が子どものやりたいことを優先させて、やらせる〜という時代ではなかったこともあり・・・。
その時から私は、はやく大人になって自分の道を行くと決めて、
今はとにかく目の前にあることをやろう、そして未来につながることをやっていこう、とにかく学校に行きながらでもできることからやろうと気持ちを切り替え、
本を読んだり、人前で話すことを積極的にやったり、音楽の歌のテストを頑張ったりしてました。
あの時から30年・・・私は自分の目の前の道しか歩いていないのです!!(・∀・)
そして、その結果、最近になって、ようやく欲しかった世界にたどりつけているような・・・そんな気がしています。
たくさんの人達に出会い、囲まれて、自分を育ててくれた平成という時間に心から感謝をしています。
そして、今を生きる皆さんとこれから共に新しい時代に向かっていきたいと思います。
皆さんがいつどんなときも自分らしくあることを願っています。
内田里美
写真:三浦海岸にて